自分で考える集団的自衛権 若者と国家

紹介
元防衛官僚、現場を知る第一人者が日本の若者たちへおくる、自ら考えるための安全保障論。
集団的自衛権行使の危険性と日本のおかれた現状を考察する。
 ・無人の尖閣列島をなぜ中国と争うのか
 ・日米同盟による「同盟疲れ」の状況下で、米国追随をどこまで続けるのか
 ・いま米中が戦えば、日本はどうなるか
 ・守るべき「ジャパン・ブランド」の国際協力と国家像。


目次
1. 第一歩からの安全保障
2. 尖閣問題をどう考えるか
3. 尖閣で何が起きるか
4. 北朝鮮のミサイルをどう考えるか
5. 日米同盟のバカの壁
6. 同盟疲れ
7. 官僚と政治家
8. 国家像が見えない安倍政権
9. ジャパン・ブランドを求めて
10. 集団的自衛権と日本の将来


著者プロフィール
柳澤協二  (ヤナギサワキョウジ)  (著)
1946年東京生まれ。70年東京大学法学部卒業、防衛庁(当時)に入庁。
防衛審議官、防衛庁長官官房長などを経て、2002年防衛研究所所長。
04~09年まで、小泉、安倍、福田、麻生政権で内閣官房副長官補(安全保障・危機管理担当)。
現在、NPO法人「国際地政学研究所」理事長。
著書『亡国の安保政策―安倍政権と「積極的平和主義」の罠』『検証 官邸のイラク戦争―元防衛官僚による批判と自省』(以上、岩波書店)『抑止力を問う』(共著、かもがわ出版)ほか


柳澤協二(著)
発行:青灯社 
四六判  224ページ 並製

定価 1,400 円+税   1,540 円(税込)


ISBN 978-4-86228-076-3
ISBN 13 9784862280763
ISBN 10h 4-86228-076-5
ISBN 10 4862280765
出版者記号 86228

Cコード C0031  
0:一般 0:単行本 31:政治-含む国防軍事


書店発売日2014年10月17日

自分で考える集団的自衛権 若者と国家