新刊案内Archive - 青灯社 WEB SITE

新刊案内一覧

紹介
☆認知言語学の成果をわかりやすく取り入れた、「ネイティブ感覚」の決定版!☆

英語に関心のあるすべての人に読んでほしい、目からウロコの文法解説。
・must →話者の個人的・主観的判断による義務・命令。
 have to →話者が状況を判断して与える義務・命令。
・willは「今の意志」、be going to は「すでに計画された予定」をあらわす。
・ネイティブ感覚では条件文と仮定文の if には区別がない!? 
 では、どこに注目して意味の違いを見分けるのか。
YouTubeの音声コンテンツと連動、会話に役立つ多数の例文で発音・聞き取り練習にも対応。


「この書は巷にあふれているおびただしい類書と一線を画している。
 認知言語学の第一人者による最高の文法書。私にとってもバイブルになりそうです」
(下笠徳次[山口県立大学名誉教授])

「すでに知る人ぞ...

紹介
太宰文学の「暴力性」と、隣り合わせの狂気や滑稽さに注目した作品論、長年の集大成!

太宰治にとって「小説を書くこと」と「戦時下を生きること」は相互に活力を与えあう体験だった。
『人間失格』や『斜陽』だけではない。数多くの小品や翻案作品にみる「笑い」と「暴力性」をキーワードにたどる新たな太宰文学像。


目次
第一章 暴力を無効化する笑い
 「畜犬談」 ──ユーモアの陰翳
 「十二月八日」──ナショナリティにまみれる/おくれる笑い

第二章 救いとしての綻び──『新釈諸国噺』の方法
 「大力」──越境者たちの本懐
 「猿塚」──不憫という隠れ家
 「人魚の海」──困難/希望としての「信」
 「破産」──〈内証〉の行方
 「裸川...

紹介
多彩な対象に美を見出す稀有なる美学者。
代表作「委員会の論理」にいたるその思想を再構成する。

【中井正一】とは?
◆ 反ファシズムをとなえ、戦前戦後の進歩的文化人を中心に広く影響をのこす。
◇ 機械、映画、スポーツや言語活動等、あらゆるものを美的観点から論じた。
◆ 主観の解体と集団的知覚など、現代のメディア論にも通じるテーマを展開。
◇ 代表作『委員会の論理』(1936)は「メディア学の古典」として読み継がれる。

著者は日本とフランスでメディア・コミュニケーション論を研究。
その26年間にわたる研究の記録から再構成された、中井正一論の集大成の書。


目次
第一章 中井正一再考──集団的思惟の機構について
第二章 中井正一に...

紹介
マネジメントの発明者にして知の巨人ドラッカー。
その膨大な著書を〝正確に読む〟ためのナビゲーション。

◇ ドラッカー全著書を読破し、その真の意義を再検討。
 「新しい社会の実現」をテーマに、体系的に読み解いてゆく。
◆ 「文筆家」「傍観者」「社会生態学者」──。
 多彩な顔を持つマージナルマン・ドラッカーの自己認識。
◇ 成立期から、完成期とその後まで。20世紀を生き抜いたドラッカーの知の変遷を
 それぞれの時期ごとに著書を通して追う。
◆ 「新しい社会」=「非経済至上主義社会」=「自立した個人の統合の場」
 その実現のカギとなる「マネジメント」とは、いかなるものか。


目次
第1章 ドラッカー世界の成立──「新しい社会」をもとめて...

虫明元(著)
発行:青灯社
縦190mm  222ページ

価格 1,600 円+税   1,760 円(税込)


ISBN 978-4-86228-129-6
ISBN 13 9784862281296
ISBN 10h 4-86228-129-X
ISBN 10 486228129X
出版者記号 86228


書店発売日2024年1月30日

紹介
24時間、夜間も土日も往診する名医
「寂しい最期」「苦痛の最期」から「安心する最期」へ

◆著者はがんの終末期など重症度の高い患者を1500人以上診察し、年間250人以上のお看取りをしている在宅医。
◇がんの苦しみは病気以上に、放射線や抗がん剤の副作用などによる「治療の苦しみ」。不幸な終末期にしないためには。
◆抗がん剤から「麻薬」まで──薬とうまくつきあって、終末期を少しでも穏やかに。多くの患者や家族から「ありがとう」と言われる。
◇「めんどくさい患者」「納得できない家族」との付き合い方。
◆願わくば「枯れてゆくように」──老衰は、人生を生き切った「理想の死」。
◇「病院の冷たさ」から、介護体制を含めた在宅医療の満足感へ。
◆終末期を充実した時間にする取り組みや、さまざまなサービス、年金でまかなえる経費なども紹介。

「山中先生はキュア(治療)と同時に家族も含めたケアをしている...

紹介
これまでの日本外交・安全保障政策は「米国を喜ばすため」だった。
今こそ日本針路の羅針盤を―

欧州、イスラム圏では「米国離れ」が加速している。
「米軍が日本を守る」は幻想だ。
中国、ロシア、北朝鮮とは外交努力をすれば、武力攻撃を受けない。


【日本独自の安全保障政策のために】
・「核の傘はない」と思い知るべきである。
・「敵基地攻撃」論は相手国の圧倒的反撃能力と10倍返しを考慮したら成り立たない。
・台湾有事なら、沖縄や本土の基地、市街地が中国によって攻撃される可能性がある。
・ロシアには、「自分たちが脅かされている」と感じさせなければ、日本を軍事的に攻撃することはない。
・「北朝鮮の国家や指導者を排除する軍事行動に参画しない」と言えば、北朝鮮の軍事的脅威はなくなる。
・中国との台湾、尖閣問題は、過去の合意を守っていけば軍事紛争にはならない。


...

紹介
☆元・大学教員ら25人の学者人生と、それぞれの「その後の学び」☆

・学問に定年はない。いまだからこそ、学べることもある!
幅広い分野で活躍した研究者たちが、それぞれの来し方と定年後の現在の生活、そして未来に残したいものを語る。

・楽しみだけではない、苦しいだけでもない。「学問とともにある人生」のさまざまな形を個性豊かに振り返るエッセイ集。


目次
1「自分の時間」に学ぶこと
・心の庭のガーデニング(山田英美)  
・長生きも研究のうち(浜野研三)
・私だけの時間(福田須美子)

2 いま振り返る「我が学びの足跡」
・私の誕生から大学入学までの思い出(遠藤 光)
・国語から日本語へ、そしてことばの教育へ(細川英雄)