軍産複合体のアメリカ 戦争をやめられない理由
紹介
<戦争をしてないアメリカは、もはやありえない>
アメリカはなぜイラク戦争を急いではじめたのか。「自由と民主主義」を実現するためなのか。イラクは、いまや、逆に反米テロを誘発し、泥沼状態にある。戦争の動機に、軍産複合体という軍部と軍需産業の結合体の存在が大きい、と著者は指摘する。アメリカの政治・経済構造は、戦争によって利益を得る軍産複合体によって支えられている。
それにイスラエル・ロビーやキリスト教右派、石油の利権がからむ。つねに敵を探しつづけるアメリカ―イラクの次のターゲットはどこか。
これまで正面から取り上げられることの少なかった軍産複合体の闇に迫る力作。
著者プロフィール
宮田律 (ミヤタオサム) (著)
1955年生まれ。慶応義塾大学大学院文学研究科修士課程終了。カルフォルニア大学ロスアンゼル校大学院歴史学科修士課程終了。
イスラム地域研究、国際関係論専攻。
現在、静岡県立大学国際関係学部助教授。
著書:「イスラム石油戦争」(NTT出版) 「中東イスラーム民族史」「物語 イランの歴史」(以上中公新書)「イスラム世界と欧米の衝突」(NHKブックス)ほか多数。
宮田律(著)
発行:青灯社
四六判 240ページ 上製
定価 1,800 円+税 1,980 円(税込)
ISBN 978-4-86228-009-1
ISBN 13 9784862280091
ISBN 10h 4-86228-009-9
ISBN 10 4862280099
出版者記号 86228
Cコード C1031
1:教養 0:単行本 31:政治-含む国防軍事
書店発売日2006年12月14日

