自閉症の君は世界一の息子だ
紹介
<自閉症児を持つ父親の、感動的子育て記>
わが子モーガンは、文字が読める、数も数えられる。二歳児にしては異例の早さだ。しかし、呼びかけても反応しない。障害児かもしれない、と医者に言われて突然、すべてが違ってみえる。
いったい自閉症とは何か。ロンドンの宮廷に招かれた野生児ピーターの足跡を調べ、高名な専門医を訪ね、自閉症の芸術家や天才科学者の存在を知る。自閉症を知ることは、人間とは何かを問い、その本質を知ることだった。
わが子の言葉を育む悪戦苦闘の哀歓の日々。ある日子どもは初めて"パパ!"と父親に呼びかける。これは悲劇ではない、これがぼくの家族なのだ――。自分に言い聞かせる感動の手記。
著者プロフィール
ポール・コリンズ (ポール・コリンズ) (著)
アメリカの作家。19世紀アメリカ文学を研究。
古書蒐集家。ニューヨーク市民大学などで講師をつとめ、マックスィーニー書店で「コリンズ・ライブラリー」を編集。雑誌などで執筆活動をしている。著書にアメリカでベストセラーになった『古書の聖地』(晶文社)ほか。
中尾 真理 (ナカオ マリ) (訳)
奈良大学教養部助教授。著書に『イギリス流園芸入門』(晶文社)『英国式庭園―自然は直線を好まない』(講談社メチエ)
ポール・コリンズ(著) 中尾 真理(訳)
発行:青灯社
四六判 368ページ 上製
定価 2,400 円+税 2,640 円(税込)
ISBN 978-4-86228-010-7
ISBN 13 9784862280107
ISBN 10h 4-86228-010-2
ISBN 10 4862280102
出版者記号 86228
Cコード C0037
0:一般 0:単行本 37:教育
書店発売日2007年1月19日

