ふたたびの〈戦前〉 軍隊体験者の反省とこれから

紹介
ふたたび戦争に向かうのか
92歳、戦後リベラル派の旗手による渾身の訴え

● 戦前と比較して今日の政治・社会状況の似ている面、違う面を確かめ、その危険性を見極める。
● 戦前、戦争にみちびいた言論の制限と沈黙のらせん、閉鎖的同調社会の成立と排外的国家主義。その変化を生みだす素地を、今日の愛国心教育や特定秘密保護法、集団的自衛権容認等に見 定め、それらの危険性や今後の展望を体験的に語る。
● 戦前、文学・左翼少年だった著者が軍国青年に変身していった経緯を反省し、今日の時代状況を憂える。



目次
はじめに
第一章 愛国少年へのゆるやかな歩み
第二章 戦争に向かう空気の危うさ――今日の視点からみる軍国化の要因
第三章 軍国青年の誕生と軍隊体験
第四章 戦後の「短い春」から集団的自衛権容認まで――戦後研究者としての反省
第五章 また戦争に向かうのか――戦前と今日の状況の共通点と違う点
結章  過去から学ぶ教訓と将来への展望


石田 雄(著)
発行:青灯社 
四六判  244ページ 並製

定価 1,600 円+税   1,760 円(税込)


ISBN 978-4-86228-078-7
ISBN 13 9784862280787
ISBN 10h 4-86228-078-1
ISBN 10 4862280781
出版者記号 86228

Cコード C0031  
0:一般 0:単行本 31:政治-含む国防軍事


書店発売日2015年3月24日

ふたたびの〈戦前〉 軍隊体験者の反省とこれから