First Love はつ恋

紹介
19世紀ロシア文学を代表する永遠の名作を英語で読む!

奇妙な美女ジナイーダをめぐり、貴族社会の悲哀や
父子の確執、青春時代の感傷と滑稽さなどを描いた自伝的中編。

・金原瑞人の詳しい語注で辞書なしに読める。
・多読に最適
・原文すべてを英訳で収録


目次
まえがき(金原瑞人)
First Love
あとがき(金原瑞人)


前書きなど
いかにも19世紀ロシアらしい貴族社会で展開される恋愛物語は、いま読むと、妙にナイーブなところと、ロマンチックなところが入りまじって不思議な感じがする。
しかし、いったん話のなかに入ってしまえば、あとは主人公の気持ちが痛いほど迫ってくると思う。 
金原瑞人(「まえがき」より)


著者プロフィール
トゥルゲーネフ  (ツルゲーネフ)  (著)
ロシア中部オリョールに、地主貴族の息子として生まれる(1818-1883)。
『猟人日記』(1847-51)で農奴制を批判し投獄される。父子の世代対立や農奴解放などの社会的テーマ、および自伝を背景にした作品を多く残す。日本では二葉亭四迷によって翻訳・紹介され、大きな影響を与えた。代表作『余計者の日記』(1850)、『貴族の巣』(1859)、『父と子』(1862)など。

金原 瑞人  (カネハラミズヒト)  (編)
現在、法政大学教授、翻訳家。ヤングアダルト小説はじめ海外文学の紹介、翻訳で著名。著書『翻訳のさじかげん』(ポプラ社)ほか。訳書『豚の死なない日』(ロバート・ニュートン・ペック、白水社)『青空のむこう』(アレックス・シアラー、求龍堂)『国のない男』(カート・ヴォネガット、NHK出版)『月と六ペンス』(サマセット・モーム、新潮文庫)ほか多数。


トゥルゲーネフ(著) 金原 瑞人(編)
発行:青灯社 
新書判  208ページ

価格 1,200 円+税   1,320 円(税込)


ISBN 978-4-86228-098-5
ISBN 13 9784862280985
ISBN 10h 4-86228-098-6
ISBN 10 4862280986
出版者記号 86228

Cコード C0082  
0:一般 0:単行本 82:英米語


書店発売日2018年4月26日

First Love はつ恋