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Seitosha Publishing

2007年4月のエントリー 一覧

Uneder the Loving Care of the Fatherly Leader 

北朝鮮2.jpg

著者:ブラッドレー・マーティン
訳者:朝倉和子
ISBN:978-4-86228-013-8 C0031
定価2,800円+税 628ページ
ジャンル[ノンフィクション]
発売日:2007年4月4日


紹介
北朝鮮の現状と未来や日米の今後の対応のあり方について、亡命者の証言を吟味し、ぼう大な資史料を分析して貴重なヒントを与える傑出したノンフィクション。

今後北朝鮮についてなにか真剣に論じたいと思う人はすべて、まずこの大著を読破するところからはじめなければならないだろう。
原著(ハードカバー版)が一昨年に出版されたアメリカではすでに昨年からそうなっている。
──立花 隆

これまで北朝鮮に関して書かれた本のなかで、これはまさに最高のものだ。
──ザ・ニューヨーク・レヴュー・オブ・ブックス(米国の権威ある書評)
                 
卓越した米国のジャーナリストが、13年もの歳月をかけて著した、北朝鮮問題集大成の大著。
北朝鮮の元高官、軍人、労働者等脱北者の数多くの証言を集め、また膨大な資料の徹底検証を通して、北朝鮮が如何にして作られ、今日に至ったかを余すところなく明らかにしている。
610頁2巻という大分量ではあるが、読みやすい文体で、しかも尽きることのない興味ある事件、事実の連続で、読者は時間を忘れてしまうだろう。


目次(下巻)
19 疲弊しきった国民──北朝鮮再訪(一)
20 猛スピードの建造──北朝鮮再訪(二)
21 「新しき人」──思想教育はどこまで有効か
22 シベリア伐採場──祖国への見方が変わる
23 その身にふりかかった不運──亡命者、朴秀賢の証言
24 北朝鮮の怯え──第一次核危機
25 おれが死ぬなら、お前も死ぬ──亡命者、金正敏の証言
26 母国に円を送る──ある在日朝鮮人
27 誘惑の風が吹いても──北朝鮮再々訪(1992年)
28 火の海──第二次核危機
29 あなたなくして国はない──指導権の世襲
30 弾丸となり、爆弾となり──兵士と闘争精神
31 クーデター未遂事件──頻繁に起きる反体制活動
32 苦難の行軍のとき──飢餓
33 ぜいたく三昧に暮らす売国奴も──企業家、交易者
34 収容所の真実──体制の敵を待つ
35 北朝鮮版、朴正き──経済改革の模索(二〇〇〇年)
36 先軍政治──社会主義から民族主義へ
37 後継者問題──息子にできなければ孫に
エピローグ 平壌二〇〇五年十月

謝辞
索引
訳者からひと言
アメリカで絶賛された本──高山秀子


著者プロフィール
ブラッドレー・マーティン(Bradley K. Martin)  (著)
1950年生まれ。ジャーナリストとして朝鮮半島や他のアジア地域を四半世紀以上カバーする。
「バルティモア・サン」「エイシャン・ウォールストリート・ジャーナル」「ニューズウィーク」「アジア・タイムズ」の記者を経る。
現在は東京在住、「ブルームバーグ・マーケッツ」誌のシニアライター、アジア特派員を務める。
本書の英語版は13年をかけて書かれ、米国内外で大きな反響をよぶ。

朝倉和子(あさくら・かずこ)(訳)
翻訳家、バー・ピアニスト。筑波大学付属高校卒業、東京都立大学人文学部史学科中退。
訳書に『華人の歴史』(リン・バン著)『香港の起源2』(ティモシー・モー著、以上みすず書房)
『CIA株式会社』(フレッド・ラストマン著、毎日新聞社)『チャイニーズ・ジレンマ』(イエリンシェン著、明石書房)他

Uneder the Loving Care of the Fatherly Leader 北朝鮮1.jpg

著者:ブラッドレー・マーティン
訳者:朝倉和子
ISBN:978-4-86228-012-1 C0031
定価2,800円+税 620ページ
ジャンル[ノンフィクション]
発売日:2007年4月4日


紹介
北朝鮮の現状と未来や日米の今後の対応のあり方について、亡命者の証言を吟味し、ぼう大な資史料を分析して貴重なヒントを与える傑出したノンフィクション。

今後北朝鮮についてなにか真剣に論じたいと思う人はすべて、まずこの大著を読破するところからはじめなければならないだろう。
原著(ハードカバー版)が一昨年に出版されたアメリカではすでに昨年からそうなっている。
──立花 隆

これまで北朝鮮に関して書かれた本のなかで、これはまさに最高のものだ。
──ザ・ニューヨーク・レヴュー・オブ・ブックス(米国の権威ある書評)
                 
卓越した米国のジャーナリストが、13年もの歳月をかけて著した、北朝鮮問題集大成の大著。
北朝鮮の元高官、軍人、労働者等脱北者の数多くの証言を集め、また膨大な資料の徹底検証を通して、北朝鮮が如何にして作られ、今日に至ったかを余すところなく明らかにしている。
610頁2巻という大分量ではあるが、読みやすい文体で、しかも尽きることのない興味ある事件、事実の連続で、読者は時間を忘れてしまうだろう。


目次(上巻)
日本の読者へ
プロローグ
1 はたして楽園か──始めての北朝鮮本文(一九七九年)
2 抗日戦士と賛美歌──若き日の金日成
3 吹雪の長征──ゲリラ時代の金日成(一九三〇年代)
4 魅力的な青年リーダー──金日成(一九四〇年代)
5 命拾いした金日成──朝鮮戦争
6 楽園を開いた指導者とともに──金日成(一九五〇年代)
7 ソ連とたもとを分かつ──金日成(一九六〇年代)
8 偉大な愛が花開く──一九七〇年代の北朝鮮外交
9 計画経済の偉業――北朝鮮の発展(一九七九年)
10 待機する女性たち──金一族
11 王子さま──若き日の金正日
12 出身が決める運命──北朝鮮人として育つ
13 金正日の文化革命──「忠誠の道」に導く
14 壁に耳あり──国内スパイ網
15 ライバルの追放──金正日、後継者に指名される
16 体制批判──強制収容所へ
17 特閣接待員──女たちの夢の生活
18 映画監督と女優の拉致──金正日の奇妙な優先順位


著者プロフィール
ブラッドレー・マーティン(Bradley K. Martin)  (著)
1950年生まれ。ジャーナリストとして朝鮮半島や他のアジア地域を四半世紀以上カバーする。
「バルティモア・サン」「エイシャン・ウォールストリート・ジャーナル」「ニューズウィーク」「アジア・タイムズ」の記者を経る。
現在は東京在住、「ブルームバーグ・マーケッツ」誌のシニアライター、アジア特派員を務める。
本書の英語版は13年をかけて書かれ、米国内外で大きな反響をよぶ。

朝倉和子(あさくら・かずこ)(訳)
翻訳家、バー・ピアニスト。筑波大学付属高校卒業、東京都立大学人文学部史学科中退。
訳書に『華人の歴史』(リン・バン著)『香港の起源2』(ティモシー・モー著、以上みすず書房)
『CIA株式会社』(フレッド・ラストマン著、毎日新聞社)『チャイニーズ・ジレンマ』(イエリンシェン著、明石書房)他