英文法の発見 頭の中にネイティブの感覚をつくる本

紹介
☆認知言語学の成果をわかりやすく取り入れた、「ネイティブ感覚」の決定版!☆

英語に関心のあるすべての人に読んでほしい、目からウロコの文法解説。
・must →話者の個人的・主観的判断による義務・命令。
 have to →話者が状況を判断して与える義務・命令。
・willは「今の意志」、be going to は「すでに計画された予定」をあらわす。
・ネイティブ感覚では条件文と仮定文の if には区別がない!? 
 では、どこに注目して意味の違いを見分けるのか。
YouTubeの音声コンテンツと連動、会話に役立つ多数の例文で発音・聞き取り練習にも対応。


「この書は巷にあふれているおびただしい類書と一線を画している。
 認知言語学の第一人者による最高の文法書。私にとってもバイブルになりそうです」
(下笠徳次[山口県立大学名誉教授])

「すでに知る人ぞ知るといった評価が定着しつつある前著『英文法の正体』から、
 英語が得意な人にも苦手な人にもとりつきやすい書となった」
(尾野治彦[北海道武蔵女子短期大学名誉教授])


目次
・英語の文法の基礎をつくろう
【パートⅠ 文をつくる基本要素】
・第1章 英語の基本パターンは5文型
・第2章 英語の重要表現パターン
・第3章 主語と動詞の数の一致
・第4章 前置詞の感覚
【パートⅡ 名詞要素と名詞の修飾】
・第5章 名詞と冠詞
・第6章 代名詞の使い方
・第7章 不定詞と動名詞の意味
・第8章 名詞を修飾する要素と関係代名詞
【パートⅢ 出来事の伝え方】
・第9章 疑問文と否定文
・第10章 進行形の感覚
・第11章 完了形の感覚
・第12章 受動文の感覚
・第13章 法助動詞の使い方
・第14章 if (条件文・仮定法)
・第15章 比較表現
【パートⅣ 文を構成する2つの出来事の表現方法】
・第16章 接続詞
・第17章 「時」「場所」「理由」の表現
・第18章 英語のより良いスタイル
【パートⅤ 英語の感覚を磨こう】
・第19章 基本動詞・形容詞・副詞
・第20章 英語の感覚トレーニング


前書きなど
文法は単に覚えるための規則ではなく、状況の伝え方に深く関わっています。この文法書では、基本的な文法事項を取り上げて、英語のコミュニケーション能力を高めることに視点を置いて解説しています。
「ことば」は、「一定の音のまとまり」と「意味」が結びついたものです。ですから、声にださなければことばを習得することはできません。ぜひ、各文法事項の解説を読んで理解を深めて、例文を音読することで英語のネイティブスピーカーの感覚を身に付けてください。
(「はじめに」より)


著者プロフィール
濱田 英人  (ハマダ ヒデト)  (著)
札幌大学名誉教授。1957年、北海道生まれ。
北海道大学大学院文学研究科英米文学専攻博士後期課程退学。博士(文学)。
2001年~2002年、カリフォルニア大学サンディエゴ校客員研究員(Langacker教授の指導の下、英語の主要な構文について認知文法の視点から研究)。専攻、認知言語学、英語学。
主著 Grammar and Cognition (Kyodo Bunkasha,2002)Grammar of the English Language(テキスト、三浦印刷、2010) 『認知と言語』(開拓社、2016) 『脳のしくみが解れば英語がみえる』(開拓社、2019) 『認知文法の原理』(開拓社、2021)『英文法の正体』(青灯社、2021)ほか


濱田 英人(著)
発行:青灯社 
A5判  並製

価格 2,000 円+税   2,200 円(税込)


ISBN 978-4-86228-133-3
ISBN 13 9784862281333
ISBN 10h 4-86228-133-8
ISBN 10 4862281338
出版者記号 86228

Cコード C0082  
0:一般 0:単行本 82:英米語


書店発売日2025年5月8日

英文法の発見 頭の中にネイティブの感覚をつくる本