著者:浮世博史
ISBN:978-4-86228-119-7 C0021
定価2200円+税
498ページ
ジャンル:[歴史・日本史]
発売日:2022年4月30日
紹介
・「聖徳太子」や「平清盛」の新しい人物像、江戸時代の武士はサラリーマンだったのか?「百姓一揆」の見直しなど、最新研究にもとづいて通説・俗説・定説を塗りかえる。
・平安時代当時の人々にとって『源氏物語』がいかにセンセーショナルであったのか
・ 織田信長の「本能寺の変」や、豊臣秀吉と千利休切腹の"真相"とは
・「女帝は男帝の中継ぎだったのか?」「文化人・足利義政は趣味の世界に生きていたのか?」「鉄砲の代金、金2000両って今でいうとナンボ?」等々、興味深いコラムも多数掲載。
ベストセラー『日本国紀』(百田尚樹・著)の批判で注目の著者が描き出す日本2000年の通史!
目次(上巻)
Ⅰ 生き物たちとの共生の時代
Ⅱ 広がる宗教──日本の古代国家
Ⅲ 世界が広がる──武士の政権の誕生
Ⅳ 海がつなぐ日本と世界──近世への扉が開く
Ⅴ 人々の江戸時代──武士の世界と武士がいない世界
著者プロフィール
浮世博史(うきよ・ひろし)
私立西大和学園中学校・高等学校社会科教諭。
塾教師として20年近く中学・高校受験の指導にあたった後、大阪市の私立四天王寺中学校・高等学校社会科主任をへて現職。
著書 『もう一つ上の日本史──『日本国紀』読書ノート・古代~近世篇、近代~現代篇』(幻戯書房)、『宗教で読み解く日本史』(すばる舎)ほか