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Seitosha Publishing

副題:平和国家日本の責任

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著者:和田春樹

ISBN:978-4-86228-096-1 C0031

定価1200円+税 116ページ

発売日:2017年9月30日

 

紹介

「日朝国交正常化に踏みきるべきだ。そうすれば、米国、北朝鮮、日本、韓国、中国、ロシアを救うことができる」

村山富市氏(元首相)、小此木政夫氏(慶應義塾大学名誉教授)推薦! 
多くの識者・専門家がテレビでは言えなかったこと、日朝国交正常化の必要性を説く

◆冷戦がおわり、ソ連が崩壊した後、北朝鮮は、米国との対峙のため核兵器をもつこと、日朝国交を正常化することを求めた
◇朝米関係は危険な敵対関係に入った。このままいけば、米朝戦争になりうる
◆米軍が日本海から北朝鮮にミサイルを大量にうちこめば、北朝鮮は在日米軍基地を攻撃する
◇米朝戦争をとめないと、日本も北朝鮮も韓国も廃墟となる。東京オリンピックはできない
◆米朝戦争をふせぐには、日本は米朝のあいだに体を入れて、平和外交をやるほかない。その手段は、日朝国交樹立、日朝交渉の開始である
◇オバマ大統領の「無条件キューバ国交樹立」は日朝国交正常化にとって最善のモデル
◆拉致問題を本当に解決するための長期交渉のためにも、オリンピック開催に絶対の条件である地域の平和の確保のためにも、日朝国交正常化が不可欠

 

目次

I 北朝鮮危機と平和国家日本の責任
II 北朝鮮問題をめぐって著者にきく
資料


著者プロフィール

和田 春樹  (ワダ ハルキ)

東京大学名誉教授。1938年生まれ。東京大学文学部卒業。歴史家。日朝国交促進国民協会事務局長。
著書『金日成と満州抗日戦争』(平凡社、1992年)、『朝鮮戦争全史』(岩波書店、2002年)、
『朝鮮有事を望むのか』(彩流社、2002年)、『北朝鮮本をどう読むのか』(共編著)(明石書店、2003年)、
『検証日朝関係60年史』(共著)(明石書店、2005年)、『日露戦争 起源と開戦』(上下)(岩波書店、2009-10年)、
『拉致問題を考えなおす』(共編著)(青灯社、2010年)、『北朝鮮現代史』(岩波書店、2012年)、
『平和国家の誕生』(岩波書店、2015年)、『スターリン批判1953~56年』(作品社、2016年)、『アジア女性基金と慰安婦問題』(明石書店、2016年)